こんにちは、みゆらくです。
今回は少しプライベートな話になりますが、ずっと手をつけずに持ち続けているお金のことを書いてみようと思います。突然手にしたお金に、嬉しい反面どう扱えばいいかわからず戸惑いました。当時の自分がどんな気持ちでいたか、今ならどうするか——正直に振り返ってみます。
家族を見送って受け取ったお金
10年ほど前、祖母を見送りました。母はすでに他界していたため、そのお金が私のところに来ることになりました。悲しみの中で手にしたお金で、しばらくはそのことと向き合う気持ちにもなれず、ただ普通預金口座にそのまま置いていました。
金額は老後2000万円にはまだまだ届きません。でも当時の私にとっては、貯金もほとんどなかったので、この現金があるという事実がただただ安心感になっていました。「万が一の時のために取っておきたい」——それだけの気持ちで、深く考えることもなく置いておくことにしました。
投資しようと考えたけど、動き出せなかった
投資に興味を持ち始めたころ、このお金を運用できたらと漠然と考えるようになりました。旧NISAの時代だったので、年間40万円の枠をこのお金だけで埋めようかとも思いました。でも現実味がなくて、想像するだけで終わっていました。
一括で投資して損をしたら取り返せない——その恐怖が大きかったです。当時はリスク許容度という考え方も知らなかったし、投資信託や個別株のどれを選べばいいかもわかっていませんでした。NISAの積立シミュレーションで25年後の数字を見てワクワクするだけの、完全な投資初心者でした。
ただただ想像するしかできなかったあの頃ですが、今思えば動き出さなくて良かったと思っています。知識も経験もないまま大きなお金を動かしていたら、どうなっていたかわかりません。
少しだけ手をつけた時期もあった
個別株の売買で迷走していたころ、このお金を少しだけ使ったことがあります。結果は大きく減りもせず増えもせず(笑)。今となっては笑い話ですが、あの時期はとにかくお金を増やしたい気持ちが先走っていました。
今の考え方――生活防衛資金と子どもの学費に
投資の知識が少しずつ増えてきた今は、このお金の使い道が見えてきました。NISAで積み立ててきたお金は自分の老後資金、相続のお金は生活防衛資金と子どもの高校・大学の費用に充てようと考えています。
娘の大学入学まではまだ数年あります。それまではこのまま置いておくつもりです。普通預金なので増えないのはわかっていますが、すぐに使う可能性があるお金を投資に回すのはリスクが高いと今の自分は判断しています。
もし当時の自分に今の知識があったら
もしあの頃の自分に今の知識があったら——一部は生活防衛資金として手をつけずに残して、残りは全世界株式(オルカン)に一括投資していたと思います。子どもの大学入学まで15年ほどあったので、時間を味方につけながら大きく育てられたはずです。
でも当時の自分には無理でした。知識も経験も自信もなかった。だから今、少しずつ学びながら前に進んでいることを、焦らず続けていこうと思っています。
📌 まとめ
10年間手をつけなかったのは、知識がなかったからではなく、安心感のよりどころだったからだと今は思います。動き出せなかった自分を責める気持ちもありましたが、あの頃の自分にはそれが精一杯でした。
今は使い道も見えてきて、少し肩の荷が下りた気がしています。完璧な答えはないけれど、自分なりの考え方を持てるようになってきたことが、一番の変化かもしれません。


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